2018/05/01

【Vol.455】 アイシスオーガニックレター

 

Vol.455

[May 1/2018 ]

季節のオーガニックに関するお話や
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発行*アイシス編集部

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【 C O N T E N T S 】

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:: Feature Story

☆彡 素肌を守るオーガニック美容法とは?(水上洋子)

:: 「生活便」おすすめオーガニック

自然美肌力を伝える「和」のオーガニックコスメ(水上洋子)

 
   
   
 
 

素肌を守るオーガニック美容法とは?

 
 
 

自然が贈ってくれたもの

当然のことですが、人のからだは自然のもので作られています。

人のからだ=<自分の自然>についてよく知り、それに敬意を払うことが、オーガニック美容法の基本的な考え方になります。

 

たとえば、人のからだを作っているたんぱく質は、わずか20種類。決して多いとは言えない数のたんぱく質が組み合わさって、人のからだ、素肌、髪など様々な形と機能を持った部分が作られているわけです。

それにしても不思議なのは、いったい何が、生命のたんぱく質を作るものがアミノ酸であり、その数は20種類と決めたのでしょうか? 当然ですが科学者が決めたわけではありません。

20種類のアミノ酸は、自然自身が生命の構成成分として作ったものです。それらは何億年もかけて発展進化した生命のネットワークによって生み出されたものです。つまりアミノ酸の数やその種類は、自然自身が作り出した「自然のルール」のひとつであり、いかに科学が発展しようと、人はその「自然のルール」を変えることはできません。

「オーガニック」という言葉には、「生命の源」という意味がありますが、生命は、20種類のアミノ酸が複雑に組み合わさりながら、ひとつの微生物から植物、動物、そして人へと進化してきました。そして今日、「私」がここにいるわけです。生命の生成と進化発展の長い歴史、その仕組みに目を向けると、自然が人智を超えた偉大な存在であることがうかがえ、おのずと深い敬意を抱かざるを得ません。

 

自然とはあまりに遠くなっていく現代の美容のあり方

 
 
 
 

残念ながら、現代生活は、<自然のルール>そして<自分の自然>に敬意を払うどころか、どんどん遠ざかっており、美容法もまたあまりにも人為的なものになっています。

今の美容は、「瞬間的に、流行などの美の基準に従って、変身すること」と考えられているといってもいいでしょう。そのために合成成分で髪やつめの色を変え、合成接着剤でまつげを付け、目の色や大きさを変えるカラーコンタクトを使うのがごく当たり前になっています。

たとえば髪、肌、つめの色を変える染色剤やコーティング剤「被膜」が美容素材となるわけですが、それらの人為的な美容素材は、ことごとく石油合成成分が原料となっています。その結果、本来の髪、素肌、つめの細胞は、つねに人工的な合成成分に覆われ、結果的には酸化(=老化)へと導かれてしまいます。

現代美容のあり方は、本来の<自分の自然>である細胞を萎縮させ、生命そのものの輝きまで弱めてしまいます。現実に様々な薬害が起きてきています。慢性的な乾燥、頭皮の痒みやフケ、ツヤがなくパサパサした髪、抜け毛や薄毛など、それらの症状はまさに合成成分による薬害です。

オーガニックコスメは、そんな現代の美容の在り方に疑問を呈する形で、登場してきました。

オーガニックコスメは、素肌の表面を取り繕うものではありません。

自然が与えてくれた肌の働きを蘇らせ、その働きを最大限に働かせる良き環境を作ることがオーガニックコスメの目的です。だからこそ伝統的な植物療法が活用されているのです。つまり自然の「私」を美しく健康にすることに役立つのは、人工的な合成成分ではなく、自然だけなのです。

 
 
 

:: 「生活便」おすすめオーガニック ::

 

自然美肌力を伝える「和」のオーガニックコスメ

 

「オーガニック生活便」でお取扱いしている「漢萌」というメーカーは、素肌が本来持っている自然美肌力を大切にするという考え方を基本にして製品を作っています。素肌にももともと美しくなろうという力を自然から与えられており、化粧品は、その力を助けるものだというのです。

自然美肌力という考え方は、日本の古い時代からあり、平安時代の「医心方」という書には、美容料の作り方が詳細に記されています。この古典を現代の言葉に翻訳した槙佐智子さんは、実際にその美容料のいくつかを作って試したところ、驚くほどの効果があったと話しています。人の素肌は、1200年前の平安時代と同じであることを考えれば不思議なことではありません。

「漢萌」は、「医心方」を研究した三戸唯裕さんによって開発されましたが、そこには日本のすぐれた美容法を現代に伝えたいという熱い思いがありました。


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