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[December 10/2017 ]
季節のオーガニックに関するお話や 商品情報を毎月3回お届けします。 発行*アイシス編集部
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☆彡 天然成分100%の化粧品を選ぶには?(水上洋子)
冬の乾燥が厳しくなる季節には、白樺樹液のコスメを。(水上洋子)
「無添加化粧品」というと、合成成分無添加、つまり合成成分をまったく使っていない化粧品と考える人が多いのですが、そうではありません。
1980年に日本の政府が選んだアレルギー性のある「102種類の表示指定成分」を抜いたものが、「無添加化粧品」です。たとえばこの「102種類の表示指定成分」には、合成防腐剤のパラベンも入っていました。だから無添加化粧品では、パラベンは使われていません。 しかし日本では、1万種類以上の化粧品成分が使われています。その大半は、合成成分ですから、102種類の成分を省いても、それ以外の合成成分を使った化粧品を作ることもでき、それが「無添加化粧品」と呼ばれているのです。 ですから、「無添加化粧品」では、たしかにパラベンは、使われていませんが、その代わりにフェノキシエタノールがよく使われています。 たしかにフェノキシエタノールは、「102種類の表示指定成分」には、入っていなかったのですが、その毒性は、ほぼパラベンと同じで、アレルギー性や環境ホルモン性があります。 「無添加化粧品」は2000年から2005年までは急速に延びますが、その後、「無添加化粧品」の伸びは止まり、代わりにオーガニックコスメやナチュラルコスメが伸び始めました。 これは、「無添加化粧品」にもかなり合成成分が使われていることを知る消費者が増え、ようもっとナチュラルな化粧品が求められた結果と言えます。
今、日本では、安心安全な化粧品を選ぶために、海外の認証マークを目安にしている人もいます。またいくつかの日本のメーカーも海外の認証を取得しています。日本でよく見かける化粧品の認証マークは、エコサートやコスモス、ネイトゥルー、アメリカのUSDAオーガニック、ときどきBDIHも見かけます。
日本の消費者のほとんどは、「ヨーロッパの認証マークがついている化粧品は、合成成分が一切、使われていない」と思っています。 しかし実際は、ヨーロッパのオーガニックコスメ基準では、一部の石油系の合成成分が「使用可」になっています。 たとえばヨーロッパの認証マークがついている製品の全成分をみると、「安息香酸Na」、「ソルビン酸K」という成分名をよく見かけます。これらは、石油で合成された防腐剤です。 おまけに、「安息香酸Na」、「ソルビン酸K」は、先に述べた、アレルギー性がある「102種類の表示指定成分」に該当します。 認証マークがついているコスメも、必ずしも天然100%とは言えないとしたら、いったい何を目安に選んだらいいのかと迷う人が多いことと思います。 そんな人のために、「日本オーガニックコスメ協会」は、天然成分100%の製品のみにつけることができる「JOCA推奨品マーク」を作りました。化粧品の成分がよくわからない人も、このマークをたよりにすれば、間違いなく、天然成分100&の化粧品を選ぶことができます。
冬になると、白樺樹液は、自分を寒さと乾燥から守るために、大量の樹液を作り出します。 白樺樹液は、北欧やロシアでは、栄養豊富な天然サプリメントとして飲まれてきました。近年になって、実際、白樺樹液には、数々の効能があることもわかってきました。 飲むだけではなく、美容成分としても注目されています。白樺は、木の幹が真っ白な、美しい樹木ですが、実は、くすみを抑えてくれる、天然の美白成分も含まれています。 さらにまた、白樺樹液は、クラスターがとても小さいので、肌なじみがよく、しっかりと保湿してくれます。 最近、「オーガニック生活便」で新たにお取扱いを始めた「ぷろろ健美堂」のコスメは、「JOCA推奨品マーク」を取得しています。
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